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変態ピエロ 00:03


同居人が、最近会社の中でiaeという配給事業を始めまして、それの第一回配給作品にあたるのが、この「変態ピエロ」。
今までDVD等で出ている映画「変態村」「変態男」「変人村」などに続く『変態』シリーズなのですが、なんと今日のSmaSTATION!で紹介されました。(仕込じゃなく)
劇場公開映画のチラシから慎吾ちゃんが5枚ピックするという内容で、ゴローちゃんが感想を言うのですが、
「頭の中から消し去りたい」
などの(ある意味こき下ろし的)絶賛ぶり。
「全然意味わからない」との意見のなか、石坂浩二が
「シュールレアリスムの映画なのでは?」とまとめてくれ、
邦題もこの中では一番いいという所で終わり、
(原題「HEROS」だから、そりゃそうだ)
一番おいしい紹介だったかもー、と二人でご満悦。
というか石坂浩二も観てくれたのか! ありがとう!!

じゃあサイトはどうなってるのかと「変態ピエロ」を検索してみたところ
来年発売のDVDが引っかかるばっかりで、映画には全然引っかからない。
考えてみたら、映画は「変態“ピ”エロ」であって、“”も入力しないと
映画関係のサイトに飛ばず、
「“”」なんて誰も入れて検索しないじゃないの!! 超初歩的ミス!! と
軽く落ち込んだ同居人が隣で涙しています。
(サイトもチラシをはりつけてるぐらいのもんなんだけどね☆)

そんな訳で、私もこうやって“”なしの日記を書いている訳です。どうぞよろしく。

『変態“ピ”エロ』(2007年/115分)
*2007年カンヌ映画祭 批評家週間オープニング作品
監督:ブルーノ・メルル
出演:ミカエル・ユン(『Morning Live』)、パトリック・シェネ(『潜水服は蝶の夢を見る』)他
提供・配給:キングレコード+iae

劇場:アップリンクX(渋谷) 他
日時:11/29(土)より連日18:30/20:45
料金:当日¥1,500/特別鑑賞券・学生¥1,300/シニア¥1,000

アップリンクXさんのページ

※全然話は変わるのですが、歌手役の人が出ている映画、『潜水服は蝶の夢を見る』は
よかった。実話ベースです。



ちなみに、同居人の始めた事業iaeは、「イシミック・○ース・◎ンターテイメント」の略だそうです。アブナイ・・・。
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任侠ファンという位置付け 23:54
GW前の納品ばたばたの時期に、星占い的には今日から運気低迷のようですが、
前倒しで運気下がってるんじゃないかと思うことが多発する今日この頃ですが、みなさんお元気でしょうか。

そんななか気分転換という名の通勤時間読書習慣を心がけているのですが、最近はまっているのが、任侠ものです。

サイドに表示してある『山口組永続進化論』から始まり、いまやコンビニで並ぶ任侠漫画(定価500円、実録ピカレスクシリーズとかいうやつ)は、ほぼ読了済みという感じ。
山口組歴代組長の名前はいざ知らず、広島戦争時代の『悪魔のキューピー』やら『殺人鬼』の人生模様までマスターして、『仁義なき戦い』を観ながら「あーこれはだれだれがモチーフなのカー」と思ったりしてる始末。
ある本の注釈を読んでいたら「コレコレの話は任侠ファンには説明するまでもない」と書いてあって、もしやコレコレを知ってる私は任侠ファンなのか?!(自分じゃ思ってなかったけど)

いやー、なんというか、ファンという言葉はいまいち当てはまってないとは思うのですが、まったく未知の世界を知るというのが、これほどまでに面白いものかと。
頭にかっと血がのぼるタイプの人間が多い社会で、それぞれの力関係の均衡を保つために、いわゆる盃外交という人脈(というより人間関係)を作り上げていくっていう、
このバランスに、興味をそそられてたまらない。
とはいえ、まあ読んでる本が、一代のしあがり伝記 みたいなものが多いので、ちょっと戦国武将ものが好き、という感覚に近いものがあるのかもしれませんが。

まぁ、ピカレスク漫画はさておき、ドキュメント本は 資金と、戦略と、社会における責任と存在意義とは、的な視点から書かれていることが多いので、もすこし『アニキ!生き様に惚れ惚れします!』みたいなノリで読まずに感心すること請け合いです。

そんなわけで、今日も仕事が終わって「今から山口組本が読める〜」とワクワクしながら席を立ったのでした。

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デーモンショック!! 21:53


ええっと、終わらない仕事を片付けようと机に資料を広げてみたものの、テレビから流れてきたのでついつい見入ってしまったこのドキュメンタリー。

90年代のブリットポップの盛り上がりと終焉をまとめた内容なんだけど、考えてみたら私まさのど真ん中の世代。大学時代周りで流れていたブリットポップは、当時「流行ってるなー」ぐらいの感覚だったけど、イギリスでは労働党が18年?ぶりに政権奪還したのと関連したムーブメントだったのかと思うと、現地ではすごい盛り上がりだったんだろうなぁと。何も知らずに聴いてたけどね。

誰しもが自分の学生時代のスタンダードには郷愁を感じるものだと思うけど、なんだか私はものすごく懐かしいというか切ない気分になりました。
なにせ就活で受けた会社で デーモンが言った『ブリットポップは死んだ』についてエッセー書いてたもん。大してわかってなかったけど。
つまりこのドキュメンタリーの カートコバーンの死から(ブリットポップは)盛り上がって、ロビー・ウィリアムズの登場で終わる、という時間は、そのまんま私の大学時代にあてはまるわけで。(ロビー・ウィリアムズがソロで成功したときなんて、もう働いていたから、なんかもうぜんぜん親近感ないもん)

だから、私の中ではガールズ&ボーイズ」の時のデーモンアルバーンなんですけど、なんかちょっぴり太って登場したのには、もうとってもショックですよ! なんか同じ時間の経過がより一層ショックですよ。
しかも 当時メディアに煽られたオアシスとの確執関連の話のときの、屈折した話しっぷりにはなんかもうかわいそうにすらなる・・・。「自分の人生に重大なダメージを及ぼした」的な発言をしていて、いまだ乗り越えられないのか?(いやゴリラズ売れてるんだからいいんだろうけど)

ほんとになつかしーい、そして微妙にはずかしーい気持ちにならされるこの映画、しいて言えば、マックイーンの画像なんて一瞬で、ブリティッシュ・ムーブメントには、ファッション関連でも、ガリアーノ(現ディオールのデザイナー。当時フランスの大メゾンがイギリス人を立てることは衝撃的だった。ゴルティエとかめっちゃショックだったと言ってたもん!)とか、マックイーン(数年前はジバンシィのデザイナーをやってた)の登場で熱いものがあったんだから、もっと取り上げてほしかったなー。ポップにはあんま関係ないだろうけどさ。
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ブノワ・マジメル 23:49
えーと、今ひとつの仕事が佳境を迎えてます。いや、あるターニングポイントというべきか。あまり重たく考えず、とはいえラフにはしすぎず、と自分にいいきかせているところ。

仕事以外でなんかしたかな、といえば、そういえばフランス映画祭に行きました。今までマリーアントワネット見に六本木TOHOシネマでゼリービーンズもぐもぐしたいってずっと思ってたのに、結局ゼリービーンズもぐもぐできたのはフランス映画祭だったよ。
カトリーヌドヌーヴかサニエちゃんが観たかったよ。
でも結局行ったのは「石の微笑」。ブノワ・マジメルが舞台挨拶してました。
というか舞台挨拶あるとは知らなくて、舞台に出てきたときも「あー、あの人ハンサムだよねー」といってるぐらいだったんだけど、途中で「ピアニスト」にも出てたって話が出てきて、あっ、ほんとにそうだ!と。ごめんなさい、「ピアニスト」大好きです。全然気づきませんでした。
ふと気づけば観客は女性が多かった。そりゃそうか。でもピアニストの時から比べるとやっぱり若干からだがしっかりしたというか、生で登場してる姿は、うーん、大きくなってる。というかデニーロっぽかったね。
なんだかなぁ、年齢とともに恰幅がよくなっていく法則は否めないのでしょうか。。自分も含めね。ネガティブじゃない年の重ね方をフランス映画にもとめてやっぱりドヌーヴが観てみたかったです。

フランスは30過ぎないといいおんなとしてみられないって、ホント?ですか??
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男のルールズ 21:19
今日、国際フォーラムの帰りにお茶をしていたところ、隣の席に座った男性が真剣に本を読んでいるので、何だろうと気になってちらちら見ていたら。
カバーから透けてみえるタイトルは、「紳士のルールズ」!
帯は、「こんな男に女はほれる」ですよ!

かつて一世風靡したルールズに男版があったなんてね〜。知らなかった。読みてぇ〜!
一緒に居た人と「(みんな)恋をしたい季節ですよねー」と言いながら、帰ってアマゾン調べてみたら、日本人が書いてるのね。てことはある意味タイトルはパクリじゃないですか!

でも読みたい。

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いかとくじらと小栗旬 02:35


ええと、先日初めて小栗旬を生で見ました。というか認識しました。(花より男子、見てません)

夏公開予定の映画の舞台挨拶で見たんだけど、あんまりインタビューに答えるのが上手じゃないから、大丈夫かおい、と思ってたんだけど、彼って演技うまいのね。知らなかった。

映画はワンシチュエーションなので、出てくる役者がうまくないと結構きついだろうなと思うんだけど、出てくる役者は 他に、ユースケサンタマリア、香川照之、塚地(ドランクドラゴンのひとね)、小出恵介なので、一番心配してたのが小栗旬だったのですが、いやーごめん、ぜんぜん上手だったのね。だからみんな花沢類に、はまってるの??

「キサラギ」というこの映画、ものすごく脚本が良く出来てて、舞台演劇が好きな人はおそらく好きだと思う。というか限りなく演劇に近い。脚本家の人演劇出身なんじゃないのかな?(良く知らないけど)
ということで、舞台演劇が好きな人、花沢類が好きな人は一度見てみてください。
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いまさらベスト10 00:34
年末とうに過ぎて年賀状を書く私なので、
年末とうにすぎて書く2006の映画ベスト10。
というのは、年末DVDを観る機会が増えたので、基本は去年観た映画&去年出たDVD。

1.RIZE
フラストレーションも悲しみもひっくるめて、感情があふれ出す身体表現は万国共通で胸を打ち、どん底から這い上がる人間の力は自分たちの中にもあるんだって信じられる。
 
2.クラッシュ
人種問題を含め社会的に問題を含んでるけど、それでもアメリカはあなたをこばまないっていうのってやっぱりあの国独特のものなんだなあと。

3.マッチポイント
スカーレットヨハンソンがかわいい。ほんとにかわいい。
テニスのボールの落ちるシーンといい、鍵が海に落ちなかったシーンといい、うまいなあと唸る。

4.ぼくを葬る
ラストシーンが美しくすばらしい。あんな感じに自分の最後を迎えるなら、死ぬのも怖がらず受け入れられるかと。

5.ブロークバックマウンテン
ジェイクグレンホールの顔がなんか気になる。いまだ気になる。最後の台詞さえなければ・・

6.アメリカ、家族のいる風景
ヴェンダースの中で一番好きかも。。訪ねてこないでっていう原題で、最後には家族の関係が繋がっていく姿がよかったなあ。息子の彼女がファニーで面白かった。

7.隠された記憶
隠されていた記憶はおそらくどうでもよくて、心のやましさを抱えるってことを描きたかったのだろうなあと。「ピアニスト」といい、この人の映画はぐっと私の胸にくる。

8.ブロークンフラワーズ
渋い。答えなんか無くても、思い通りにいけなくても、それを受動的に受け入れられるのもある程度人生経験をつむということなんだろうなあと。
9.ある子供
ろくでもないことをしてる自覚すらない主人公のイノセントぶりには、見てる方が脱力しそうだった。。
10.ユナイテッド93
お涙頂戴ものではなく、淡々と事件をなぞるストーリーがよかった。どちらにも肩入れしないことが、事件を風化させないという目的には重要だから。

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