年末とうに過ぎて年賀状を書く私なので、
年末とうにすぎて書く2006の映画ベスト10。
というのは、年末DVDを観る機会が増えたので、基本は去年観た映画&去年出たDVD。
1.
RIZE
フラストレーションも悲しみもひっくるめて、感情があふれ出す身体表現は万国共通で胸を打ち、どん底から這い上がる人間の力は自分たちの中にもあるんだって信じられる。
2.
クラッシュ
人種問題を含め社会的に問題を含んでるけど、それでもアメリカはあなたをこばまないっていうのってやっぱりあの国独特のものなんだなあと。
3.
マッチポイント
スカーレットヨハンソンがかわいい。ほんとにかわいい。
テニスのボールの落ちるシーンといい、鍵が海に落ちなかったシーンといい、うまいなあと唸る。
4.
ぼくを葬る
ラストシーンが美しくすばらしい。あんな感じに自分の最後を迎えるなら、死ぬのも怖がらず受け入れられるかと。
5.
ブロークバックマウンテン
ジェイクグレンホールの顔がなんか気になる。いまだ気になる。最後の台詞さえなければ・・
6.
アメリカ、家族のいる風景
ヴェンダースの中で一番好きかも。。訪ねてこないでっていう原題で、最後には家族の関係が繋がっていく姿がよかったなあ。息子の彼女がファニーで面白かった。
7.
隠された記憶
隠されていた記憶はおそらくどうでもよくて、心のやましさを抱えるってことを描きたかったのだろうなあと。「ピアニスト」といい、この人の映画はぐっと私の胸にくる。
8.
ブロークンフラワーズ
渋い。答えなんか無くても、思い通りにいけなくても、それを受動的に受け入れられるのもある程度人生経験をつむということなんだろうなあと。
9.
ある子供
ろくでもないことをしてる自覚すらない主人公のイノセントぶりには、見てる方が脱力しそうだった。。
10.
ユナイテッド93
お涙頂戴ものではなく、淡々と事件をなぞるストーリーがよかった。どちらにも肩入れしないことが、事件を風化させないという目的には重要だから。