前の話になりますが、今月頭に代官山のUNITに行って来ました。
ひょんなことから会社のラジオがINTERFMになってた日に、「なんか聞き覚えがあるな〜」と思ってたら、それはSPOONというバンドの曲で、しかも3日後に初来日ライブをやるというではありませんか。
ちなみに「なんか聞き覚えがあるな〜(でもバンド名わからん)」=家でよくかかっている=同居人が好き、ということなので、急ぎ同居人にメールすると「(当然)友人と行くよ」とのこと。そりゃそうだよなー。spoonについての記事まで雑誌に書いてたもんなー。
んで、3日後だし、会社からも近いしってことで、私も同行することに。
といっても、オセオセで行ったので、中に入ってみたら、前座バンドは終わってて人は満員だし、別々で行ったから同居人は見つけられないしで、結局一人でライブに行ったようなものなので、なんだか盛り上がれないんじゃないのという不安がありましたが、始まってみたらそんなことは関係ないもんですね。
というか、家でかなりへヴィーローテーションしてたせいもあって、タイトルは知らないけどほとんどの曲が聞き覚えがあったし。
なんて超初歩的な話でなんだかなぁって感じですが、私にとってオルタナティブロックはあんまり距離が近くないものなんですよね。だけど、あーこういうジャンル(要はギターがギュインギュイイイインってノイズのような音をリフレインしてるような音楽=尋ねたら『フィードバック インプロヴァイゼーション』とかいうそうな。へぇぇ)はライブで聴かないと良さはわかないなあと。体温というの?なんか演奏している人の熱が伝わることが大事、というか。体温が伝わることで、ノイズの上に高揚感が産まれるような気がします。
こんなこと書くと、このバンドはコテコテの「ギュインギュイイイン」バンドのようですが、実際とってもポップでキャッチーなメロディラインで、かなり取っ付きやすかったです。
ジャンルは違うのかもしれないけど、昔ボーダフォンのCMでよくかかってたダンディーウォーホールズみたいな感じ。あの「LIKE YOU LIKE YOU、BOHEMIAN LIKE YOU〜」って言ってたやつね。(詳しくは
DIG!ってDVD見るとどんなバンドかよくわかる)
なんというか、インディーレーベルから全米トップ10に入ったんだって。でもなんとなくわかる。キャッチーなんだもん。